こんばんは!たかぼんブログドットコムのたかぼんです。
はてなブログを開設してから431日・414記事目・356日連続の投稿になります。
今日で1月も終わりですね。1ヶ月が経つのが早く感じます。
なんとあさっては2月2日なのに「節分」です。
毎年「節分」は2月3日だと思っている方が多いと思いますが、どうして今年は2月2日なのでしょうか?
今回は2021年(令和3年)の「節分」がなぜ2月2日なのか?を解説していきたいと思います。
最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
【目 次】
「節分」とは?
「節分」とは季節を分けることを意味し、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことを指します。
江戸時代以降の「節分」は特に「立春(毎年2月4日頃)」の前日を指すことが多くなりました。
「立春」とは旧暦の1月1日の元日に当たるため、旧暦の12月末日(大晦日)と立春前日の「節分」はともに年越しの日と意識されていたことになります。
今でも「節分」を年越しと呼ぶ地域があるのはその名残があるからです。
「節分」には年越しの行事が盛んだった!
昔から「節分」には様々な年越し行事が行われていました。
豆まきは旧暦の大晦日に大豆を炒った「福豆」をまいて、「邪気」を追いはらって1年の幸福を祈る行事です。豆をまいた後は年の数だけ豆を食べて1年の幸福のお祈りをします。
鬼が嫌う臭いの「イワシ」とトゲがある「ヒイラギ」を使って「ヒイラギイワシ」を玄関に飾る風習もあります。
最近では「縁を切らない」という意味で巻き寿司を切らずに「恵方」に向いて丸かじりするという「恵方巻き」も流行っています。
2021年(令和3年)の恵方は「南南東」で節分は124年ぶりに「2月2日」なのでお間違えのないように気をつけてください。
なぜ2021年(令和3年)は節分が2月2日になるのか?
もともと地球が太陽の周りを1周することで1年なのですが、その時間を日数で計算すると365.2422日(365日5時間48分46.08秒)という半端な日数になるからです。
もし1周が365.25日(365日6時間)であれば4年に1度の「うるう年」でぴったりちょうじりが合ってくるのですが、半端な数字のために4年(1回のうるう年)で約11分強のズレが生じてしまいます。
このズレが溜まってくると400年で3.12日ずれるので、少なくとも400年で3回は「うるう年」をなくさないとダメになる計算になります。
このような補正があるために立春や立夏・立秋・立冬の日付が変動することになり、それに伴い節分の日付も変動することになります。
そして2021年(令和3年)の立春は2月3日の23時59分で1分だけ前日になってしまいました。
そのため節分も前日の2月2日になるのです。
2021年(令和3年)のように2月2日が節分になるのは1897年(明治30年)以来124年ぶりになります。
まとめ
2021年(令和3年)の「節分」がなぜ2月2日なのか?のお話をしてきました。
地球が太陽の周りを1周したら1年なのですが、これを日数にしてみると365.2422日になるのです。
もし1年が365.25日(365日6時間)であれば4年に1度のうるう年でぴったりちょうじりが合うのですが365.2422日(365日5時間48分46.08秒)のためにうるう年を400年に3回程度はなくさないと日数が合ってきません。
この微妙な調整があるので立春や立夏・立秋・立冬の日付の変動に伴い「節分」の日付の変動も起こるのです。
そして2021年(令和3年)の立春は2月3日の23時59分で1分だけ前日になってしまいました。
そのため節分も前日の2月2日になるのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
感謝いたします。
少しでもあなたのお役に立てたらうれしいです。
ではまた!
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