こんばんは!たかぼんブログドットコムのたかぼんです。
はてなブログを開設してから423日・406記事目・348日連続の投稿になります。
揚げものっておいしいですよね。
今回は「唐揚げ」と「竜田揚げ」と「フライドチキン」と「ザンギ」のちがいについて調べてきたので解説いたします。
最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
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「唐揚げ」とは?
もともとの「唐揚げ」は肉や魚・野菜などを下味も小麦粉もつけないで素揚げしていたものを「空揚げ」と書いて「からあげ」と呼んでいたようです。
現在では小麦粉や片栗粉などをつけて揚げるものの総称として使われている言葉になっています。
一般的には小麦粉を使用しますが、片栗粉やコーンスターチをつけて揚げるものもあります。
下味はつけてもつけなくてもどちらでもいいのですが、にんにくや柚子胡椒・カレー味などオリジナルで多種多様な味付けができるところが唐揚げの面白さとも言われています。
「唐揚げ」とはとても幅の広い言葉でもあります。
「竜田揚げ」とは?
ではよく耳にする「竜田揚げ」とは何なのでしょうか?
「竜田揚げ」とは醤油とみりん・酒・生姜などをベースに下味をつけた材料に、小麦粉ではなく「片栗粉」をつけて油で揚げた料理のことを言います。
「竜田揚げ」の名前の由来は、醤油で味付けられた肉が赤いのと片栗粉の白が混じった感じを「もみじの名所」と言われている「奈良県の竜田川」の白い波に浮かぶ赤いもみじに見立てて「竜田揚げ」と名付けられたという説があります。
もうひとつの説は戦時中に小麦粉が不足して、旧日本軍が軽巡洋艦「龍田」の厨房で小麦粉の代わりに片栗粉を使って揚げたことが評判になり、龍田で揚げたことから「竜田揚げ」という名前が広まったという説もあります。
どちらかというと和風の揚げ物といった感じでしょうか?醤油やみりん・酒・生姜をベースにした下味は、もともとは臭みの強い肉や魚の匂いを和らげる方法として用いられていたことです。
この「竜田揚げ」も「唐揚げ」の中の一種と言えます。
「フライドチキン」とは?
それではクリスマスの時によく食べている「フライドチキン」も唐揚げと言えるのでしょうか?
「フライドチキン」はスコットランドの伝統料理がアメリカに渡ってアメリカの代表的な料理となりました。
要するにアメリカ版の「唐揚げ」と言えますが大きなちがいは調理の仕方にあります。
「唐揚げ」は食材に下味をつけないで揚げることもありますが、食材に下味をつけて揚げることもあります。
しかしフライドチキンは鶏肉に下味をつけるのではなく、小麦粉に塩やハーブ・スパイスを混ぜたものを、鶏肉につけて油で揚げる点が「唐揚げ」との大きなちがいになります。
そのため衣の部分だけ味付けが濃くなっています。
「ザンギ」とは?
「ザンギ」の発祥は魚介類の宝庫である北海道釧路市です。魚介類がおいしい釧路でなぜ「ザンギ」が登場したのでしょう?
「ザンギ」は1960年(昭和35年)に北海道釧路市で当時の焼き鳥店だった「鳥松(とりまつ)」が発祥と言われています。
当時開店したばかりの「鳥松」に「ブロイラー」の売り込みがあったので鶏1羽を丸ごとぶつ切りにした唐揚げを出したらしいのです。
それが今の「ザンギ」の始まりだったそうです。
では「ザンギ」と「唐揚げ」のちがいはなになのでしょう?
北海道の人に言わせると「ザンギ」は「唐揚げ」よりも濃い味付けで下味がつけられているとのことです。
「唐揚げ」は薄めの下味で「ザンギ」は濃いめの下味をつけるようです。
醤油とにんにく・生姜・スパイスなどで濃い目に味付けするのだそうです。
しっかりと下味がついた「ザンギ」は味付けが濃いのでそのまま食べても美味しいのですが、タレをつけて食べるのが釧路流らしいのです。
発祥のお店の「鳥松」では「ザンギ」用の秘伝のタレが用意されているそうです。
しかし「ザンギ」と「唐揚げ」の明確なちがいは今のところは見つかっていないようです。
でも北海道民は「鶏の唐揚げ」とはあまり言わずについ「ザンギ」と言ってしまうそうです。
北海道に行った際にはぜひおいしい「ザンギ」食べに行ってください。
まとめ
「唐揚げ」と「竜田揚げ」と「フライドチキン」と「ザンギ」のちがいについて解説してきました。
- 「唐揚げ」は下味をつけなかったりお好きな下味をつけたりして小麦粉をまぶして油で揚げる
- 「竜田揚げ」は「唐揚げ」の一種で日本の醤油味ベースで下味をつけて片栗粉をまぶして油で揚げる
- 「フライドチキン」は小麦粉や塩・ハーブ・スパイスを混ぜたものを鶏肉にまぶして油で揚げる
- 「ザンギ」は「唐揚げ」との明確なちがいはないのですが北海道民が「鶏の唐揚げ」のことをつい「ザンギ」と言ってしまう
わかりやすくまとめるとこんな感じになります。
いずれにしてもおいしそうでよね。
この時間になると特にお腹が空いてきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
感謝いたします。
少しでもあなたのお役に立てたらうれしいです。
ではまた!
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