結論!「心肺停止」=「死亡」ではありません。
では今回はその「心肺停止」と「死亡」のちがいを解説させていただきます。
最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
こんばんは!たかぼんブログドットコムのたかぼんです。
はてなブログを開設してから424日・407記事目・349日連続の投稿になります。
【目 次】
タップできます
「心肺停止」とは?
「心肺停止」とは心臓も呼吸(肺の動き)も止まってしまい、死が目前に迫っている状態のことで「死亡」したと決定されていない状態のことを言います。
人の脳は心臓が停止して血液が流れなくなると4分~5分程度で回復が不可能な状態に陥る可能性があります。
ですので「心肺停止」の状態になってしまったら、素早く心臓のマッサージや人工呼吸などの蘇生措置をする必要があります。
心臓が停止した後でも3分から5分程度は脳が働いていて意識がある場合もあり、その間に心臓マッサージや人工呼吸で血流が再び流れ始めれば蘇生できることがあるということが最新の調査であきらかになりました。
「心肺停止」は心臓が動いている音がなかったり呼吸がされていないことでわかるため、「心肺停止」は誰にでも判断することが可能です。
「死亡」とは?
一方「死亡」とは医師だけが判断ができる医療行為のひとつだと言えます。
日本では「心臓停止」や「呼吸停止」の他に「脈拍停止」や瞳孔に光を当てても開いたままの「瞳孔散大」の4つの確認がなされ、医師自身が蘇生が不可能だと判断して死亡を宣言しなければ死亡とは確定できず、警察官や消防隊など医師以外のものが死亡を宣言することもできません。
事故や災害などであきらかに死亡している状態であっても、警察官や消防隊では死亡を宣言できないため死亡はしているだろうけれども「心肺停止」の状態だとニュースなどのメディアで伝えられます。
実質的には死亡していた犠牲者であったとしても、発見時には「心肺停止」の状態であるとして、その後の医師の診断を待って「死亡」と伝えられます。
「海外のメディア」ではどう報道されるのか?
「海外のメディア」では「日本のメディア」と同じような方法で「死亡」が確定されているとは限りません。
日本のメディアでは「心肺停止」の状態で伝えていることであっても、海外のメディアでは「死亡」と伝えていることも多々あります。
まとめ
「心肺停止」と「死亡」のちがいについてお話してきました。
「心肺停止」とは、誰にでも判断が可能で「死亡」する危険性がきわめて高い状態のことをいいます。
「死亡」とは、「心肺停止」の他にも「脈拍停止」「瞳孔機能停止」が確認され医師の診断で蘇生不可能だと判断し「死亡」の宣言をした状態のことをいいます。
この2つの言葉のちがいは日本における言葉の意味合いで、海外では日本の心肺停止のことを死亡と伝えられることも多々あります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
感謝いたします。
少しでもあなたのお役に立てたらうれしいです。
ではまた!
はてなブログの方は
読者登録をお願いします(^_-)-☆
▼今すぐTwitterのフォローをする▼
▼ブログランキングに参加しました▼
▼この記事を今すぐSNSにシェアする▼