takabonblog.com

毎晩お家で楽しくお酒を飲むのが大好きで、最近は歴史に凝っている筆者が書いている雑記ブログです。

【ナポリタン】の発祥はイタリアのナポリではなく横浜が発祥地なのになぜこの名前になったのか?

懐かしい雰囲気がただようナポリタン。

おいしいですよね。

ここ最近再び注目を浴びるようになってきています。

イタリアのナポリが発祥ではないことや、なぜケチャップを使うようになったのか?

どこでナポリタンが完成したのか?

今日は皆さんの大好きなナポリタンの豆知識にせまりたいと思います。

f:id:takabonyade:20200708073341j:image

こんばんは!

たかぼんブログドットコムの

たかぼんです。

はてなブログを開設してから

225日・208記事目・150日連続の

投稿になります。

ナポリタンの発祥の地は横浜

f:id:takabonyade:20200708073350j:image

ナポリタンの説にはいろんな説があるのですが、日本で最初に「スパゲティナポリタン」と名づけられたのは横浜にある「ホテルニューグランド」です。

ナポリタンと言えば喫茶店などでケチャップで味付けをしたナポリタンを想像してしまいますが、最初はそうではありませんでした。

スパゲティにケチャップをかけて食べていたのは進駐軍の米兵が粗食として食べていたものです。

昭和2年に創業したホテルニューグランドのシェフはフランス人でした。

フランスではスパゲティにトマトソースやチーズをかけたものを「Spaghetti a’ la Napolitaine(スパゲッティ・ア・ラ・ナポリテーヌ)」(ナポリ風スパゲティ)と呼ばれていました。

ホテルニューグランドは当時日本に迎え入れる外国人を接客するために創業しました。

フランスではナポリ風スパゲティは一品料理ではなく料理に添える程度のものでしたが、戦後に日本でだんだんと一品料理として確立していったとされています。

昭和21年には横浜に「センターグリル」というレストランが開業しました。

このお店では進駐軍の米兵がスパゲティにケチャップをかけて食べることをヒントに新しくケチャップ味のナポリタンを確立させました。

ここからケチャップ味のスパゲティがナポリタンと呼ばれるように全国に広がっていったと考えられます。

したがって「ナポリタン」の発祥の地は横浜と言うことになります。

どうしてナポリタンと呼ばれるようになったのか?

f:id:takabonyade:20200708073404j:image

イタリアのナポリではナポリタンというメニューはありません。

フランス料理ではトマトソースをかけて食べるスパゲティのことを「Spaghetti a’ la Napolitaine(スパゲッティ・ア・ラ・ナポリテーヌ)」と名づけられました。

いわゆるナポリ風スパゲティのことです。

ナポリは昔からトマトの産地として有名な場所で、現在でもトマトの産地で有名です。

強いイタリアの太陽がトマト栽培に適しているのです。

そのためトマトを使用する料理のことをナポリ風と呼ばれるようになり、いつの間にか日本ではナポリテーヌがなまってきてナポリタンと略されたようです。

ケチャップ文化

f:id:takabonyade:20200708073413j:image

ケチャップ文化はそもそもアメリカから伝えられたものです。

イタリアでは味付けにケチャップは使いません。

トマトやオリーブオイル・塩・コショーなどでトマトソースを作ります。

フランス料理のスパゲッティ・ア・ラ・ナポリテーヌからケチャップ味のアメリカ文化が発展して横浜でできたのがナポリタンということですね。

今でもアメリカの食卓ではケチャップやマスタード・マヨネーズといったどこの家庭でも同じ味付けで食べられる文化が好みのようです。

イタリア文化は素材そのものの味を損なわずにオリーブオイルや塩・コショーだけの味付けが主流のようです。

ポイント

f:id:takabonyade:20200708073421j:image

スパゲティナポリタンは横浜が発祥地です。

昭和2年に横浜のホテルニューグランドのフランス人シェフがトマトソースをかけた「Spaghetti a’ la Napolitaine(スパゲッティ・ア・ラ・ナポリテーヌ)」(ナポリ風スパゲティ)を提供しました。

そして昭和21年に横浜のセンターグリルというレストランが開業し、進駐軍の米兵が粗食としてスパゲティにケチャップをかけて食べる食べ方をヒントにケチャップ味の「Spaghetti a’ la Napolitaine(スパゲッティ・ア・ラ・ナポリテーヌ)」(ナポリ風スパゲティ)を提供し始めました。

ナポリテーヌの言葉がだんだんとなまって日本ではすっかりナポリタンという名前が定着していきました。

柔らかくしたスパゲティを油で炒めてケチャップで味をつけるやり方は、昭和30年代の日本人が焼きそばや焼きうどんを油で炒めてソースで味をつけるものの代用品にもなりました。

焼きそばや焼きうどんも麺がそこそこ柔らかいのでスパゲティも柔らかい方が日本人には違和感がなく溶け込めた要因でもあると思います。

昭和40年代には小学校の学校給食にも使われるようになり、ナポリタンは日本人の国民食になって行きました。

どこか懐かしいナポリタン、その魅力は今でもずっと我々の心の中で残っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

感謝いたします。

少しでもあなたのお役に立てたらうれしいです。

ではまた!

はてなブログの方は

読者登録をお願いします(^_-)-☆

ブログを始めるなら【はてなブログPro】

ドメイン取るなら【お名前.com】

レンタルサーバーなら【ロリポップ】

▼今すぐTwitterのフォローをする▼

▼この記事を今すぐSNSにシェアする▼