日本は地震大国だと昔からよく言われています。
地震のニュースでよく耳にする言葉で「マグニチュード」と「震度」があります。
この二つはよく同じものだと誤解されがちです。
でも何がどう違うのかを明確に答えられる人は意外に少ないのではないでしょうか?
というわけで今回は地震のニュースでよく耳にする「マグニチュード」と「震度」の違いについて解説させていただきます。
こんばんは!たかぼんブログドットコムのたかぼんです。
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「マグニチュード」とは?
地震のニュースを見てみるとやたら出てくる言葉「マグニチュード」。
よく「マグニチュード」の大きさと「震度」の大きさが同じような数値なることが多いので「マグニチュード」と「震度」は同じようなものだと誤解されることはしばしばあります。
しかし「震度」と「マグニチュード」はまったく別ものなのです。
ではこの「マグニチュード」とはいったい何の数字なのでしょうか?
それは地震そのもののエネルギーの大きさや規模を表す数値になっています。
なので「マグニチュード」の数字は一つの地震に一つの数値しかありません。
例えば「マグニチュード6」であれば「M6」と表示されます。
そして「マグニチュード」が1増えるだけで地震の規模は32倍になります。
ということは「M3」の地震は「M1」の地震の1,024倍の規模になります。
もし超巨大地震と言われる「M9」の地震であれば「M1」の地震のなんと1兆955億1,162万7,776倍の規模になるという果てしない数字になるわけなのです。
まったく想像もつかない数値ですよね。
地震の規模は下記の6段階にも分けられています。
- 微小地震:M1以上3未満
- 小地震:M3以上5未満
- 中地震:M5以上7未満
- 大地震:M7以上8未満
- 巨大地震:M8以上9未満
- 超巨大地震:M9以上
「震度」とは?
「震度」とはそれぞれの場所の揺れ方の度合いを表している数値です。
私たちが揺れた!と感じるこのとき地面が揺れた強さを表す数値が震度なのです。
なので例え「マグニチュード」が大きくても震源地から遠ければあまり揺れませんが、逆に「マグニチュード」がそんなに大きくなくても震源地が近ければ結構揺れることになります。
なので一つの地震でも場所によって震度の数値はさまざまになります。
「マグニチュード」と「震度」の違いは電球に例えるとわかりやすいです。
電球には「100W(ワット)」とか「60W(ワット)」などのワット数の値が書いてあります。
この値が大きいほど電力を多く消費して明るくなります。
どんなに明るい光でも遠くにいればあまり明るさが届きませんよね。
ここで言うワット数の数値が地震のマグニチュードの数値みたいなもので、遠かったり近かったりしたときの明るさが地震の震度のようなものだと考えたら少しわかりやすいのではないでしょうか?
近年の日本の大きな地震
次に1990年以降の大きな地震を紹介します。
最初の「関東大震災」は有名なので載せておきます。
- 1923年9月1日「関東大震災」M7.9・最大震度6
- 1993年7月12日「北海道南西沖地震」M7.8・最大震度6
- 1994年10月4日「北海道東方沖地震」M8.2・最大震度6
- 1995年1月17日「阪神淡路大震災」M7.3・最大震度7
- 2000年10月6日「鳥取県西部地震」M7.3・震度6強
- 2003年9月26日「十勝沖地震」M8.0・最大震度6弱
- 2004年10月23日「新潟県中越地震」M6.8・最大震度7
- 2011年3月11日「東日本大震災」M9.1・最大震度7
- 2015年5月30日「小笠原諸島西方地震」M8.1・最大震度5強
- 2016年4月14日「熊本地震の前震」M6.5・最大震度7
- 2016年4月16日「熊本地震の本震」M7.3・最大震度7
- 2018年9月6日「北海道胆振東部地震」M6.7・最大震度7
まとめ
この記事では地震のニュースでよく耳にする「マグニチュード」と「震度」の違いについて解説させていただきました。
- マグニチュード:地震そのもののエネルギーの大きさや規模を表す数値で一つの地震に一つの数値しかない
- 震度:それぞれの場所の揺れた強さを表す数値で場所ごとにさまざまな数値がある
地震は予期できないままに起こるので本当に恐ろしいですよね。
しかし「備えあれば憂いなし」と言うことわざがあるように「備え」は本当に大事ですよね。
あなたも少しずつでいいので備えを蓄えて行ってください。筆者もそうしようと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
感謝いたします。
少しでもあなたのお役に立てたらうれしいです。
ではまた!
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