「ゆっくり」も「のんびり」もなんとなく心にゆとりや余裕を感じさせる言葉で違いを探すのは難しそうですよね。
「ゆっくりと過ごす」や「のんびりと過ごす」のように急がないさまや気楽な様子をいう場合には同じ意味合いになります。
対義語は「せかせか」とか「あくせく」・「速やか」・「すぐに」・「さっさと」などがあります。
しかし「ゆっくり」と「のんびり」は微妙にニュアンスの違いがあるようです。
というわけで今回は「ゆっくり」と「のんびり」の違いについて解説させていただきたいと思います。
こんばんは!たかぼんブログドットコムのたかぼんです。
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「ゆっくり」の意味とは?
「ゆっくり」の意味には
- 「動作が遅いさま」
- 「時間的にゆとりがあるさま」
などがあります。
例文
- 「ゆっくりと歩く」
- 「ゆっくりと腰を下ろす」
- 「ゆっくりとお茶を飲む」
どちらかというと時間的に余裕があったり時間をかけて行動するさまを伝える時に使っている言葉のように思えます。
「のんびり」の意味とは?
一方の「のんびり」の意味には
- 「ゆったりとしてくつろいださま」
- 「くつろいで心身が楽なさま」
などです。
例文
「3連休はのんびりと過ごそう」
「彼はのんびりとした性格です」
「海をのんびりと眺めている」
こちらの言葉には心身がゆとりを持ってくつろいでいる様子や何事にも慌てずにおっとりとした性格(人格)などにも使われているようです。
「ゆっくり」と「のんびり」の違い
意味だけを聞いているとどっちもよく似た言葉で同じ意味?的な気がしてきました。
それぞれに明確な違いが本当にあるのでしょうか?
まさに類義語と言える言葉ですよね。
冒頭でも対義語を紹介しましたがゆとりがある様子が「ゆっくり」や「のんびり」でゆとりがない様子が「せかせか」や「あくせく」になります。
では「ゆっくり」と「のんびり」の大きな違いはどこなのでしょうか?
「ゆっくり」は特に時間をかけて行動するさまや、時間にゆとりがあるさまを指すことが多いようです。
一方「のんびり」は心身がゆったりと落ち着いているさまや、制約を受けずに心の向くがままに行動するさまを指すことが多いようです。
つまり「ゆっくり」は「時間」を基準にした言葉で「のんびり」は「心身」を基準にした言葉だと言えます。
同義語である言葉と同時に明確な使い方の違いもある言葉でもあります。
まとめ
この記事では「ゆっくり」と「のんびり」の違いについてお話させていただきました。
- 「ゆっくり」:時間をかけて行動するさま・時間に余裕があるさま
- 「のんびり」:くつろいで心身が楽な様子・緊張がほぐれた状態
ちなみによく似た言葉で「ゆったり」という言葉がありますが、「ゆったり」は広さにゆとりや余裕がある時に使います。
「ゆっくり」と「のんびり」は同じような使い方ができる言葉なのですが、明確な違いもあることをご理解していただけたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
感謝いたします。
少しでもあなたのお役に立てたらうれしいです。
ではまた!
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