こんばんは!たかぼんブログドットコムのたかぼんです。
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「寝る」と「眠る」ってどっちも同じような意味に聞こえますが、実は少しニュアンスがちがうようなのです。ではそのちがいとはいったい何なんでしょうか?
「眠る」ことも含めて広い範囲で「寝る」は使えますが、「寝る」ことすべてが「眠る」ではありません。「寝る」=広範囲で「眠る」=狭範囲なのです。
なので「寝る」と「眠る」は混同されがちになりますが、ちがいを知ればスッキリとします。
今日は「寝る」の意味と「眠る」の意味について調べてみたので解説していきたいと思います。
読めばスッキリとするので最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
結論!「寝る」=横たわること・「眠る」=目を閉じて無意識になること
「寝る」は体を横たえて寝かせる体制になることを指しています。これは意識があってもなくても横たわっていれば「寝ている」と言えるのです。
また物を横に倒して置くことを「寝かせて置く」とも言います。
一方「眠る」は目を閉じて無意識になる、要するに睡眠状態に入ってしまうことを指しています。これはたとえ寝ている体制にあっても意識があればまだ眠っていないことになります。
「眠る」はまったく意識のない状態のことを指すので、人が死んだ時の状態のことを「永遠に眠る」とは言いますが「永遠に寝る」とは言いません。
他の例をあげると「私の祖父母はこのお墓に眠っている」とは言いますが、「私の祖父母はこのお墓に寝ている」とは言いません。
またまったく使わなくなった品物のことを「眠った品物」とも言います。
「寝る」と「眠る」の対義語で考えると理解しやすい!
「寝る」と「眠る」のちがいを考える時は、その対義語で考えると理解しやすくなります。
寝たままでテレビを見たり本を読むことはできますが、眠ったままでテレビを見たり本を読むことはできません。
「寝る」は横たわることなので、その対義語は「起きる」になります。
一方「眠る」は目を閉じて無意識になることなので、その対義語は「覚める」になります。
「立ったまま寝る」や「座ったまま寝る」では「立ったまま」または「座ったまま」で横たわることはできないのでまちがった表現になります。
それを言うならば「立ったまま眠る」や「座ったまま眠る」が正解になります。
なぜならば「立ったまま」または「座ったまま」で目を閉じて無意識になることはありえることだからです。
「寝る」と「眠る」は同義語でもあった!
眠るために体を横たえることもあるし、体を横たえていると眠ってしまうこともあるので「寝る」も睡眠を表す言葉になってきました。
また「眠る」ということを広い範囲で「寝る」という言葉に置き換えることもあるのでこの2つの言葉は混同されがちです。
しかしこれは古く「平安時代」から同義語として用いられているものなのです。
また「寝る」も「眠る」も英語表記では「sleep(スリープ)」になります。
まとめ
「寝る」と「眠る」のちがいについてお話させていただきました。
「寝る」=意識があってもなくても体を横たえて寝かせる体制になることを指しています。
「眠る」=目を閉じた状態で無意識になることで、睡眠状態のことを指しています。
しかし「眠る」ことも「横たわる」ことも、広範囲で「寝る」と言う一言でおさめられることもあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
感謝いたします。
少しでもあなたのお役に立てたらうれしいです。
ではまた!
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