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【目 次】
初桜酒造株式会社へ行ってきた!
一昨昨日は和歌山県伊都郡かつらぎ町の酒蔵直売所の初桜酒造へ日本酒を買いに行って来ました。
慶応2年に創業した歴史のある酒蔵です。
当時は紀北の水田地帯は非常に恵まれた気候と水により多くの庄屋が酒造りを競うようになってきました。
なんと紀州一の酒造地帯だったそうです。
すごい歴史ですよね。
紀ノ川の水運にも恵まれ京阪神・瀬戸内をはじめ遠くは江戸(東京)まで運ばれていました。
そしてその名は全国津々浦々まで知られるようになりました。
和歌山県伊都郡かつらぎ町でも最盛期には16軒の酒蔵が東西に軒を連ねていました。
冬の寒風をついて酒を仕込む仕込み唄が町中で響き渡っていたそうです。
しかし時代の流れにより大手酒造メーカーによる工場での管理された日本酒醸造が主流となってきました。
自然に任せた地酒の製造は時代に取り残されかつらぎ町の蔵元はとうとう初桜酒造のみとなってしまいました。
かつらぎ町唯一の地酒の酒蔵ということになります。
初桜酒造のオススメの清酒は【高野山般若湯】
あなたは【般若湯】(はんにゃとう)という言葉をご存知ないですか?
般若湯は昔から数多くの物語に登場して歌舞伎や落語などにも語り継がれています。
厳しい密教仏教の世界だけではなく仏教信者は【五戒】といわれる基本的な戒めがありました。
- 不殺生戒:生き物を殺してはいけない
- 不偸盗戒:他人の物を盗んではいけない
- 不邪淫戒:淫らな男女関係を作ってはいけない
- 不妄語戒:嘘をついてはいけない
- 不飲酒戒:酒を飲んではいけない
しかしお酒には良くない事だけでなく明らかに生活や体に良い部分もあることが知られていました。
弘法大師様が残された【御遺告】の中にも「塩酒(塩を酒の肴とし飲酒すること)一杯これを許」とあるそうです。
また「酒はこれ治病の珍、風邪除けの宝なり。治病の人には塩酒を許す」と日本酒に塩や梅干を入れて飲んでいたそうです。
今も夏の避暑地としてたくさんの観光客が訪れる高野山ですが当時の高野山の冬は非常に厳しい寒さであったことが想像できます。
そんな極寒の冬場には貴重な一杯の日本酒が僧侶たちの心と体を温めたにちがいないんでしょうねぇ~。
すごいことです。
真田幸村で有名になった九度山はそんな高野山の入り口になります。
その九度山と紀ノ川を挟んで対岸にある場所がかつらぎ町なんですね。
そんあ般若湯はどんな味わいなのでしょうね。
お店に来たら全部のお酒が飲みたくなります(笑)
試飲させてくれるとお店の店員さんに言われましたが記事を書くために試飲はせずに夜のお楽しみと言うことにしました。
とりあえず初桜酒造で写した写真をご覧ください。
高野山般若湯を実際に飲んでみると
左の純米吟醸はやはり吟醸酒の独特なフルーティーな味わいで日本酒の初心者でも飲みやすいお酒です。
右の純米酒は辛口であっさりとしていてクセが少なく食事とも合わせやすい味わいです。
でも右の純米酒の方は日本酒の初心者には飲みにくい味わいかも知れません。
日本酒好きな人には価格がリーズナブルなさっぱりとした純米酒をオススメします。
初桜酒造株式会社の情報
- 社名 :初桜酒造株式会社
- ジャンル:日本酒
- 所在地 :和歌山県伊都郡かつらぎ町中飯降85
- 電話番号:0736-22-0005
- 営業時間:8時30分~18時(土・日曜、祝日は10~17時)
- 定休日 :12月30日~1月3日※要問合せ
- アクセス:公共交通:JR中飯降駅→徒歩2分
車:京奈和道高野口ICから国道24号経由2km5分 - 駐車場 :あり/9台/無料、普通車8台、バス1台
最後までお読みいただきありがとうございました。
感謝いたします。
少しでもあなたのお役に立てたらうれしいです。
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