クリスマスって家族でクリスマスケーキを食べてパーティーをしたり、恋人とプレゼントを交換したりするイベントになっていますが、いったいどのような背景で生まれた記念日なのでしょうか?
今回は子供の時から楽しんできたクリスマスの歴史について調べてみました。
こんばんは!たかぼんブログドットコムのたかぼんです。
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【目 次】
クリスマスとは?
クリスマスとはイエス・キリストの降誕祭のことを言います。
キリスト教の聖書にはイエス・キリストの誕生日は特に定められていません。
なので降誕祭とはキリストの誕生日ではなく、キリストが生まれて来た事実をお祝いする日になっています。
キリストは今からおよそ2,000年前にユダヤのベツレヘムの馬小屋で、聖母マリアから命を授かりました。
そのキリストの誕生をお祝いするのがクリスマス、すなわち降誕祭です。
しかしこのクリスマスはいつから始まったのかはどこの教会でもはっきりとは明示していません。
それはキリストの誕生日がいつなのかを聖書に書かれていないことと同じく、降誕祭を始めたのがいつからなのかも聖書に記載されていないことが原因です。
クリスマスがいつから始まったのかは諸説があると思いますが、およそ2世紀~4世紀頃からではないかと言われています。
その当時のヨーロッパはローマ帝国時代で、キリスト教は国教でしたがまだまだ民衆にまでは広がっていませんでした。
その頃ペルシャからミトラス教という宗教が伝わってきました。ミトラス教には「光の祭り」という信仰上でとても重要な行事がありました。
その行事が行われていた日は1年で最も日が短い冬至になっていて、その日から再びだんだんと日が長くなって光の力が大きくなるというお祝いがなされていました。
実はその行事をしていた日がクリスマスの12月25日だったのです。
ローマ皇帝はイエス・キリストを「光」に例えました。「光(太陽)の復活はキリストの復活」として土着の祭りをすべて吸収する形で12月25日をキリストの降誕祭に制定してしまうのです。
クリスマスイブとは?
それでは12月24日の夜の「クリスマスイブ」にはどんな由来があるのでしょうか?
「イブ」とは英語表記で"evening"と同じ意味の古語"even"のことです。
日本語に訳すと「夜」になります。
つまりクリスマスイブとは「クリスマスの前夜」ではなく「クリスマスの夜」のことなのです。
しかしこれにはキリスト教の前身であるユダヤ教の暦の「ユダヤ暦」が大きくかかわってきます。「ユダヤ暦」では日没が一日の変わり目になります。
そのため現在の時間でいうと12月24日の日没から25日の日没までが「ユダヤ暦」の12月25日となるのです。
「クリスマスの夜」はすでにクリスマス(12月25日)に含まれている現在の12月24日の日没から始まっていることになっています。
サンタクロース(Santa Claus)は実際にいた!?
赤い衣装を着た白いひげの老人でトナカイのそりに乗ってクリスマスイブの夜に子供たちにプレゼントを渡して回るサンタクロース。
そんな子供たちをワクワクさせるサンタクロースって本当にいたのでしょうか?
サンタクロースはキリスト教の司教である「聖(セント)ニコラオス」って方がモデルになっているそうです。
ニコラオスは貧しく飢えた生活をしている者に金貨を恵んだという伝説がサンタクロースの誕生の背景とされています。
クリスマスプレゼントもこのことがきっかけになっています。
サンタクロースの服がなぜ赤いのかというと、キリスト教の司教が赤い服を着ていたことから始まっているようです。
それを1931年のコカ・コーラのクリスマスキャンペーン用の広告でコカ・コーラのイメージカラーの赤を使用したことで一躍有名になりました。
まとめ
今ではすっかり我々の生活に溶け込んでいるクリスマスですが、クリスマスの歴史を少しでも知ると今までとはちょっとちがったクリスマスを過ごすことができるのではないでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
感謝いたします。
少しでもあなたのお役に立てたらうれしいです。
ではまた!
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